海 外 ド ラ イ ブ

大地に吸い込まれてしまいそうな直線路、天空へ駆け上がるようなワインディングロード

グッとアクセルを踏み込んで進む、その先には ・・・

このブログのスタートは 5/18/06 付の「きっかけ」です。 海外ドライブの実用的な

TIPSは主に前半部分に集まりました。  ご参考になることでもあれば幸いです。

Bon Voyage & Safty Driving!

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ラスベガス - 2

2010-08-17-Tue-12:24
ラスベガスの郊外、そしてアブダビと、海外で日本人の自動車事故死が続いています。 道路であれ、鉄路あっても人が動かす車両の事故はどうしても避けられないのかも知れません。 唯、何としても事故を起こす確率を 0 に近づける工夫と努力を怠ってはいけないのです。

事故を起こしたことのない筆者ですら、'if' をいくつか積み重ねると、冷や汗の出る場面には何度も出っくわしています。 その上、自分自身、危険性への自覚が全く無かったこともあるでしょう。 事故を起こす要因は、いろんなところに隠れているのです。

では、一体どうしたらと聞かれても、筆者には偉そうな答えなど出来っこありませんが、やはり、自分が運転する車の能力を知り、常に最上な状態に保って、その能力を十分に発揮できるようにしておくことでしょう。 いつも乗っている車ならエンジン音一つで車の状態が解ることもあります。 エンジン音をチャンと聞くために、ラジオすら付けない人もいるくらいですから ・・・。 気になることがあれば、車を整備に出す習慣を付けておきたいものです。

レンタカーなど初めて乗る車の場合、少なくともタイアの減り具合を確かめることを忘れないでください。 唯、シッカリとトレッドのある車でも、走行距離が少ない車にはタイアそのものが古いこともあります。 筆者にも、突然の激しい雨に見舞われタイアが気になって、全くスピードを上げられず超ノロノロ運転をした苦い経験があります。

ラスベガスの郊外、そしてアブダビ、アブダビには行ったことがありませんが、いずれも荒涼たる砂漠のど真ん中だったのでしょう。 土地のウネリに合わせて道路ができていますので、微妙に高低差があるものの、あくまで一直線です。 熱したフライパンの上を走っているようなものですから、確かに暑い!

しかし、湿度が殆ど 0 の状態で汗が噴き出すことも無い異様な体験です。 気付くと身体全体の皮膚はカサカサです。 ズボンで擦れる向う脛まで真っ赤になってしまいます。 出発前にシッカリと身体全体にベビーオイルを摺り込んでおく他ありません。

こんな状態ですから、初めてであればとても眠くなるようなことはありませんが、慣れてくると睡魔に襲われるのは避けられません。 ハンドルを回すこともないのですから、普通に椅子に座っているのと変らないのです。 対向車線との間には広い草地(殆ど草も生えていませんが)、ラスベガスの郊外を走っていた車はいつの間にか道路から外れて、この草地を走っていたようです。

眠くなったら、ともかくも車を止めましょう! 東北地方のとある場所で、どうしても眠気をふっ切ることができず、神社の近くに車を止めてしばし一休み。 同じこの季節だったのでしょう、鎮守の森の蝉しぐれと境内で遊ぶ子供たちの嬌声で眼をさました時の清々しさ、今でも心地よい思い出です。

☆ ☆ ☆

ラスベガス 5-27-06

別に「バクチ」が好きなわけでも無いのに、やはりラスベガスに行く機会は少なくありません。 多くの人達が集まっても宿泊場所の確保に心配する必要の無いところですから、国際的な展示会やら会合が結構多いのです。 会場はあの賑やかな通りの東側にある国際会議場が殆どです。

勿論、ここでラスベガスの観光案内をするつもりはありませんが、砂漠地帯、いわゆる湿度 0% のところなど、ここが初体験でしたので、少しばかりお話しを続けます。

ロスアンゼルスから 440 キロ(東京から琵琶湖あたりまでの距離)、途中、郊外の住宅地を抜けるまでは車も多く賑やかですが、10 号線をそれ、いよいよ 15 号線に入ってからは、ただひたすら何の変哲も無い一本道を走ることになります。

IS15 South

あの奇妙なジョシュアの木すらも目に入らなくなれば、平坦地あり峠越えありで高低差とカーブはあっても、見渡せるものは荒野とはげ山しかありません。 殆ど枯れかけた潅木が点々とあり、強い風が吹くと目の前の道路上を、砂と共に土を離れた潅木が丸い輪っかになって回りながら横切っていきます。 まるきり西部劇の世界です。

気が付くと、ズボンに擦れる 'むこう脛' はもう真っ赤! 確かに、ラスベガスのお店にはどこにでも、目の付くところにベビーオイルが置いてあります。 到底、水溶性のものでは間に合わないのでベビーオイルが唯一の頼りなのです。

賑やかでバカ明るい中心地を離れ、静かな居住者の町中にバーを見つけて飛び込み、先ずはビールを一杯! ところが、生樽からグラスに注がれたビールはどう見ても全く冷えていないようです。 少し落ち込みながら、ともかくもグッと一呑みすると、これがキンキンに冷たい。

そう、湿度 0% のこの場所ではグラスの表面に全く水滴が付かないのです。

☆ ☆ ☆

ようやく仕事が終わりました。 帰りは、やはり午後遅くになってしまいます。 LA へ、家路を急ぐフリーウェイでは、パトカーでも頭上のランプを点滅させながら制限スピードを超えて走ってくれます。 後続の私たちの車は、パトカーのスピードに合わせて走っています。 追い越さない限り大丈夫です。
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女性機長誕生

2010-07-03-Sat-18:07
7 月 3 日付の asahi.com で、日本で初めて旅客機の機長が誕生したことを知りました。 155 センチの身長で日本では叶わなかった飛行操縦士免許をアメリカで取得され、ようやく機長への道が開かれたようです。

筆者にとって女性機長といえば、「デルタ航空」を思い出します。 乗り継ぎ地点で、先ず乗客が降ろされ、その後、クルーが機内から出てきました。 制服に身を包んだ中に一人、細く小さな体に細長い手足、まるで少年のような体つきです。 でも、間違いなく女性、袖口を見ると金モールが 4 本のキャプテンでした。 この機長が操縦する飛行機でアメリカ大陸を横断したのです。 驚き以上に、むしろ感動してしまいました。

非力の女性では「緊急時どうなるのだろう」など心配しないで下さい。 あらゆる条件を設定し、訓練に訓練を重ね、それを一つ一つクリアできたからこそ全責任を担っておられるのです。 翻ってみて、私たちは「絶対に事故を起こさない」との気持ちで、毎日、車を運転しているでしょうか? いろんな条件をシュミレーションして訓練するなど「車だから要らない」との理由は成り立たないはずです。

あるお客様と山形でお会いし、翌日、展示会が開かれていた盛岡で再度お会いする約束をしたことがありました。 しかし、約束の時間が過ぎてもお見えになりませんでした。 雨の東北道を、私を追うように盛岡に向かわれたのでしょうが、直線道路であったにもかかわらず、同僚と共に乗ったワンボックスカーはスリップし、その方だけが車外に投げ出されお亡くなりになっていたのです。

少なくとも頭の中だけでも、いろんな条件を考えてシュミレーションしておき、なん時に起きるか解らない「緊急時」に備えてください。

☆ ☆ ☆

古い古いキャデラック 6-21-09

先月のニュースによると、地方の知事たちが「高齢者に優しい車作りを」と言い出したようです。 地元に自動車関連企業を抱える自治体にとって、世界的な不況の中、工場の縮小・閉鎖は死活問題です。 かような企業の活性化が本音なのでしょうが、高齢者から車を遠ざけようとしている現在の風潮に一石を投じることになりました。

アルツハイマーの症状が現れている人とか、心臓に持病をお持ちの方の運転は、勿論いけませんが、大半の高齢ドライバーはまだまだお元気です。 とりわけ地方では、殆ど公共の交通機関がありません。 移動手段が、自分で運転する車しかないのが現実です。

公共交通機関が発達している東京でも、例えば、昼間の乗客の大半が無料パスの高齢者といった状態のバス路線もあるようです。 元気に行動する高齢者を前提に国も自治体も、今後の施策を考えて欲しいものです。

既にこのブログでも述べたような気がしますが、カリフォルニアのある町で、お尻の左右がピンと尖った古い古いフルサイズのキャデラックが通りに現れました。 開け放った窓から見える運転者は、これ又、高齢のご婦人でした。 おそらくこの地域では最高齢者か何かでちょっとした有名人だったのかも知れません。

この車と運転する人に気づいた周りの車も、みな窓を開けて手を振るやら、大声で声をかけるやら大騒ぎになりました。 ご婦人の方もニコヤカに手を上げて返礼。 町のみんなから高齢者がしっかりと護られている、ととても羨ましく感じました。

米国では足の不自由な方でも車いすの方でも、段差に難渋していたり、車の乗り降りが大変だったりしていると、どこからともなく人が現れ、手を差し伸べます。 最初の頃、最も近くにいながら動かなかった筆者は手助けしている人から睨みつけられてしまいました。 たとえ車いすの生活になってしまっても、一人で何処へでも旅行が出来るのです。

日本も、ハードの面だけでなく、ソフトの面でも、高齢者や弱者を護る優しい国になってほしいと心から願っています。

☆ ☆ ☆

高速道の逆走 3-23-09

3 月 16 日付の "asahi.com" によると、高速道内での逆走が年間で 900 件以上起こっており、21 世紀に入って以来の 8 年ちょっとで、69 名の方が亡くなっておられるとのこと、たいそう痛ましいかぎりです。 これでは、海外での右側走行ドライブまで、お勧めする勇気も萎えてしまいます。

このニュースから、明らかな問題点が読み取れます。 一生懸命安全運転に努めているつもりでも、道路の左右、上部にある標識を見落としているようです。 自動車教習所以来、「路上の標識を決して見落としてはいけない」と言われ続け、守り続けているはずなのですが、それでも「逆走」など通常では考えられないことが起こるのです。 

それに、高齢者の割合が高いところをみると、これまでの経験が優先する、頑なな「思い込み」運転が多いのでしょう。 又、市街地に比べ地方の割合が高そうなところを見ると、おそらく高速道上の交通量が極端に少ない場合に起きる確率が高いのでしょう。

これは右側走行でも、誰でもが感じる点です。 車の往来が殆ど無い道路に乗り入れようとすると、自然に左側車線方向にハンドルを切ってしまいます。 前もって右側走行をしっかりと意識しておかないと大変な事故を引き起こしかねません。 その上、右側車線をチャンと走行していても、まだ、何故か対向車に出会うまでは何とも落ち着かないものです。

☆ ☆ ☆

危険回避 9-17-06

飲酒運転によって引き起こされた悲惨な事故が続いています。 勿論、加害者になるのはもっての外ですが、切実な問題として、被害を受ける側になることを何としても回避しなければなりません。

先ず、全体の車の流れに自分の車が合っているか? 前方、後方の車間がとれているか? そう、最も大切なことは、常にバックミラーで後ろの車の動きに注意しておくことでしょう。

突然、後方から異常なスピードで接近して来る車、不必要に車線変更を繰り返している車が、バックミラーに現われたら、どのようにその車を回避するか、トッサの判断が求められます。

車間を無視して接近する車には、非常事態を考えて、先ず前方の車間を更に広げ(後続車に注意しながら、徐々にスピードを落とし)ます。 その間、隣り車線の車間の広いところを探して、そこに移動。 運転のマナーも知らない車は、やり過ごすのが鉄則です。

異常運転の車は遮二無二追い越していくでしょうが、安心せず、しっかり、その車を覚えておきましょう! 前方で事故原因をつくるであろう確率は途方もなく高いのですから ・・・

先の見えないカーブの向こう側の渋滞、上り下りの多い道路での渋滞。 それを気にして中途半端にスピードを落とすくらいなら、むしろ、後続の車がこちらの車を容易に視認出来る位置で止まるべきです。 そして忘れずにハザードを点滅させます。

たとえ、渋滞の末端のズッと手前であっても、気にすることはありません。 後続の車が、気づいてスピードを落とすのをバックミラーで確認してから、渋滞の末端に進んで下ださい。

運転していて、最も気になるのが、ワンボックスカーなど車内空間の広い車をファミリーカーとして使われている方です。 その中で子供たちが動き回っている光景を見ると、こちらは思わず目をつむりたくなってしまいます。

これでは、飲酒運転した相手が悪いと言ったところで、親として子を守る責任の放棄であり、己自身への後悔が消え去ることは決してないでしょう。

欧州空路のマヒ

2010-04-19-Mon-23:50
アイスランドの火山噴火で欧州の空路がまひしています。 4 月 19 日現在、まだ 20 ヶ国の空港が閉鎖しており、世界各国の国際空港には多くの旅行客が足止めされているようです。

筆者の海外旅行が始まった頃は、まだ、エコノミーとファーストの二つのクラスだけ、今のようにディスカウントのチケットが簡単に手に入るなど想像すらできなかった時代です。 業務の出張では、一度海外に出ると、出来るだけ効率的に、そして出来るだけ多くの場所を巡ることを考えました。 従って、手元の航空券は出発便の予約が入っているだけ、後は、便名も日付も入っていない、完全な "open" 状態です。

最初の目的地で仕事のめどがつくと、次の目的地への予約を入れます。 行き違いがあるといけないので、必ず航空会社のカウンターに足を運んで "reconfirm" していました。 とりわけ大変なのは、たとえば日本航空が発券した航空券で他の航空会社の便を予約した場合、先ず出先の日本航空のカウンターで航空券を "endorse" して貰ってから、予約を入れた航空会社のカウンターに向かいました。

同じ目的地でも、会社によっては飛行ルートの関係で、飛行マイレージが長くなるとの理由で、追加料金を求められたこともありました。 確かに高価な海外旅行(出張)でしたが、たとえエコノミーでも、今では想像もつかないほど豪華な食事と飲み物を楽しむことができました。

今回の欧州空路が、離れ島のアイスランドの火山噴火でマヒするなど想像もつかなかった方もいらっしゃるでしょうが、実際には、フィリピンのピナトゥボ火山の噴火で地元の空港が閉鎖され、多くの日本人旅行客が何日も足止めされたこともありました。

どうしても次の予約をキャンセルできない状態であれば、ヨーロッパのように大陸にいる場合はむしろ幸いで、陸路(車か鉄道)で、空港が開いている国へ移動することを考えるでしょう。 ともかくも速やかな決断が求められます。

かように自然現象によって予定の航空機が飛ばないことの他に、機材の不調から航空機のやりくりがつかず欠航することもあります。 実際に、予約を入れた航空機がバングラデッシュのダッカの空港に飛んでこず、他に選択肢が無くて一日余計にダッカに滞在したこともありました。

勿論、かようなハプニングを予想することなど不可能ですが、頭の片隅には、常にいくつかのオプションを入れておくように心がけるべきなのでしょう。

☆ ☆ ☆

新型インフルエンザ 5-22-09

新型インフルエンザ (swine influenza) の罹患者が、国をまたいで行き来する若者中心になったのは避けられないとはいえ、とても気の毒に思います。 他の方への感染を防止するため隔離され、しばらくは自由な行動もできなくなってしまうようです。

ただ、殆どマスクを付ける習慣のない外国では、日本人グループツアーの全員がマスクを付けて一団となって歩いているのは、地元の人たちから見ると、本当に奇異に感じるかもしれませんね!

マスクの有効性はともかくとして、それでも、海外での衛生管理は細心な注意が必要です。 海外で病気になってしまうのは、その思いがけない出費だけでなく、何かと不便で不自由です。

先ずは、手洗い、うがいの励行といっても、とりわけ水不足の国が多いアジアでは、手を洗うことすらなかなかできないことがあります。 アルコール入りのウェットティシューを持ち歩くことも考えてみて下さい。

飲み水は、今、ボトル詰めの水がどこでも売っているので、やはりこれに頼ってしまいます。 ただ、ブランドだけは厳しくチェック! あまり他では見たこともないようなミネラルウォーターは避けた方が賢明でしょう。 地元の新聞を読んでいると、いくつものブランドが衛生管理不良で摘発された、といった記事を目にします。

以前は、水割りの水、氷すら疑って口を付けなかったこともあります。 未だボトルの水が売られていなかった頃は、喉が乾いたらビールを飲むことにしていました。 日本のビールより軽く感じられますし、直ぐに汗になって出てしまいます。

殆どのお家では、一度煮沸したお湯を冷やして飲み水にしておられます。 友人のお家を訪問された時は、遠慮せず思いきり飲んで下さい。

食材に関しては、暑い地域が多いせいか地元の人々も十分注意を払っていますので、過度に反応する必要は無いと思います。 基本的に地元の人々にもポピュラーなもの、ちゃんと火の通ったものを食する限り、大きな問題が生ずることはないでしょう。

健康管理にはくれぐれも気を付けて旅をお続け下さい。

☆ ☆ ☆

くれぐれも安全な旅を 8-28-08

アフガニスタンでの伊藤和也さんの死は、たいそうショッキングで悲しい出来事でした。 地元の事情に精通し、地元の人々にも愛されていた若者が、どうして理不尽にも殺されなければいけないのでしょう! 心よりご冥福を祈ります m(._.)m

前信で、若者にもっと海外に目を向けて欲しい、と書いたばかりで、かような事件が起こってしまうと、筆者とて無責任なことは書けないと、少々気弱になってしまいますが、下記のことを書き加えておきましょう。

たいして重要人物でもない筆者も、海外では筆者なりに気を付けてドライブしています。

  • 車は、目立たないものを選ぶ。 = 事実、マニラでは、路上で走る乗用車の半分近くが「白色のカローラ」でしたので、当然、それを選びました。

  • 時間をずらす。 ドライブルートを変える。 = 朝のドライブは殆ど変えようがありませんが、午後、夕方のドライブは、時間を定めず、いくつかのルートをランダムに選んでいました。
    (アフガニスタンの遭難現場など一本道で選びようが無かったと思います。 その上、知らない道を選ぶのは本当に心細く、最初は勇気がいるものです。)

とりわけ、ATM でお金を下ろす時は、十分に気を遣い、上に述べたことを厳密に実行しました。 又、地元の大手銀行であれば、ATM は町中に点在しており、続けて同じ ATM に行くこともしませんでした。
  
ATM が奥まったところに設置してあるのは日本くらいで、海外では意識的に、むしろ目立つような場所に設置してあります。 何だか怖いと感じることもありますが、むしろ防犯上では正しいのかもしれません。 お陰で、カードを取り忘れた時など、通りがかりの方が、わざわざ追っかけてきて、教えて戴いたこともあります。

くれぐれも、安全で楽しい海外の旅でありますよう!

☆ ☆ ☆

若い世代へ 8-1-08

"asahi.com" のニュースから話を始めましょう。 7 月 7 日付で、「若者の海外旅行離れ加速 カネなし、好奇心も薄れた?」と掲載されると、筆者は少々落胆してしまいます。 よく読むと、第二次ベビーブームの世代が、若者世代を卒業したのが第一の要因のようですが、悪いことに今後は若者の数が減っていく一方です。

イラクに入った若者がテロリストに拉致され、理不尽にも殺害されてしまったなど、確かに、我々の世代が若かった時代より、むしろ危険な目にあう可能性は増していると言えなくもありませんが、あくなき好奇心と探求心で、まだ見ぬ国を自分の目と耳で確かめて欲しい、との強い気持ちは変わりません。

筆者だって名所巡りのパッケージツアーなど、ほとんど興味がありません。 小さな日本人社会が、単に海外へシフトしただけにしか思えないからです。 海外への旅は先ず自ら計画し、自分オリジナルのものとして作り上げていこうという気持ちが、最も大切なことだと思っています。

日本人が地元の人を相手につい先走ってしまう言葉、「日本では、・・・」をよく耳にしました。 やはり、その前に先ず彼らが育ち、住んでいる社会を知って欲しい。 彼らも日本にはとりわけ興味を抱いているはずですし、尊敬もしています。 もちろん、相手から聞かれたら冷静に答えて上げて良いのだけれど、是非一度、どうしてそのような質問が投げかけられるのか考えて欲しいのです。

我々の世代まで、白人社会では実におとなしいのに、アジアの社会に一歩踏み入れると信じられないほど傲慢になってしまう日本人を多く目にしました。 筆者なりの言い方ですと、まるっきり「相手と目線が合っていない」のです。 相手をちゃんと理解出来た時に、初めて相手も心を開いてくれるのです。

実用的な面で言うと、やはり現地で使われている言葉が出来れば、意志疎通が格段に上がるのは間違いありません。 唯、ダメだからと、それを理由に諦めないで欲しい。 旅行から戻った後に、何故かがぜん語学の勉強がしたくなるものです。 その繰り返しでよいのではないかと、実感を込めて筆者は考えています。

もう一つ、少なくとも訪問する国がどういうところなのか、最低限の知識だけは頭に入れていて欲しい。 そして、危険を感じたら、退く勇気も持っていて欲しいと願っています。 海外でほとんど危険な目に遭っていない筆者の言葉に、さして説得力はありませんが、それでもいくつか思い出が甦ります。

クーデター直後、お寺の正門の左右に向き合うように並べられた数十挺の機関銃の間を通って、そのお寺に入ったこともあります。 雲一つない青空、カンカン照りの猛暑。 クッキリと銃架の影を石畳に落とした機関銃は誰かがいたずらをして置いたおもちゃにしか見えませんでした。

ホテルのちょうど向かいに日本大使館があり、バカな日本人が大使館に向かって砲弾を打ち込んだこともありました。 お昼間でしたから、いつもだったらホテルの部屋などいるわけはないのですが、その日はおなかを壊して寝込んでいました。 そのおなかに響くようなズドーンという炸裂音。 現地の友人が慌てて電話してきました。 「ホテルを変わろうか?」 「大丈夫! ちょっと廊下まで出て見たけれど、誰も騒いでいないし、いつもと変わらないよ!」と答えました。

受難のトヨタ - 2

2010-03-20-Sat-00:05
この件について述べてから 1ヶ月、次第に状況が明らかになってきました。 米国 ABC テレビによる「急加速の原因が電子制御装置の欠陥」との報道は「操作された実験」を下に行われた。 「プリウスがサンディエゴハイウエイでスピードが落ちなかった」とのニュースは全くの狂言だったようです。

まず、「トヨタ」がかくも厳しいバッシングを受けた背景をみると、世界最大の自動車メーカー GM が経営危機に陥り、その再建の為、巨額の税金を投入する以外選択肢が無かった、その GM の凋落に合わせたかのように、トヨタがトップの座に上り詰めた。 納税者意識の高い国民性から「税負担の元凶がトヨタ」とのシンボル的存在になってしまったようです。

新車で 5 万ドルもする高級車の代名詞であった「レクサス」のユーザーがアクセルの不具合によって死亡してしまった事実と、その対応・対策が遅れたことで、いっきにトヨタが敵役にされたのでしょう。

雪対応用の分厚いフロアマットがアクセルに引っかかってアクセルが戻らなかった、との報道が先行してしまいましたが、トヨタにとって真の問題は「アクセルペダルそのものの欠陥」だったのではないでしょうか? しかも、同ペダルを供給するのは米国の会社。 その会社との話し合いの遅れが、今回の騒動のキーポイントではないかと考えます。

「トヨタ」は外注先に厳しい会社だと聞きます。 しかし長期的展望で外注先を育てるのが得意な会社でもあるはずです。 「トヨタ」と「米国の外注先」の間の速やかな「意思疎通」と「共通認識の醸成」段階に、何らかの問題があったのではないでしょうか。

残念ながら、米国のマスコミに、この点へ踏み込む報道は見られないようです。 米国の製造業が抱える問題の一面が見られ、米国製造業再建へ一つの指針を示すいい例になるのではないかと考えるのですが ・・・。

ブレーキ優先のシステムは、世界レベルで標準仕様にすべきでしょう。 「トヨタ」も米国市場に参入を果たした当時を、もう一度思い返して欲しい。 最初は、米国車がオプションであった装備を標準装備にして競り合ったはずです。 「米国車が標準装備でないから」との言い訳が通用しないのは身にしみているはずです。

傷ついた「トヨタブランド」を地道に修復していかれることを期待しています。

☆ ☆ ☆

受難のトヨタ 2-20-10

かようなブログを書いている限り、今回の「トヨタ車欠陥問題」を無視することもできないでしょう。 実は、「トヨタ」と「米運輸省高速道路交通安全局 (NHTSA) 」のバトルは相当以前から、マスコミ内部では囁かれていたのではないかと思われます。 唯、その欠陥が何なのか詳細が分からず、ニュースにはなかなかなりませんでした。

トヨタと言えば、もうズッと昔の話になるのですが、二つのことが思い出されます。 最初にトヨタが自社の車を米国に持ち込んだ時、全く相手にされず、米国進出の最初の野望は惨めな結果に終わりました。 ただ、この苦い体験があったればこそ、それ以降、日本の車は世界基準にたどり着き、アメリカで走る車の 3 分の 1 が日本車で占めるまでの地歩を固めることができたのでしょう。

いま一つは、「日経ビジネス」が「トヨタの生産管理システム(いわゆる 'カンバン')を正面切って批判する記事を掲載し、それ以降しばらく「日経ビジネス」誌上にトヨタの広告が載ることはありませんでした。 これも、今となっては、成功の生産管理システムとして高く評価されています。

市場を熟知し、'もの作り屋' としても世界をリードする「トヨタ」が、何故このような受難にあっているのでしょう。 世界一への野心が、慢心を生んだと一言で片づけるのも、たいそう気の毒です。

最初に出た問題、厚いフロアマットでアクセルペダルが戻らない、のは、日本でも北海道など寒冷地で十分経験しているはずなのに、やはり「どうしてもっと早く対策をとっておかなかった」のか残念でなりません。 フェイルセーフの鉄則から、ブレーキペダルがアクセルペダルに優先させるのは当然ですし、おそらく「世界基準」になるのでしょう。

次の「アクセルペダル」自体の欠陥は、外注先の米国のメーカー製品に問題があったようですが、国内のみならず、海外での外注先に手をとり足をとるような徹底した指導を行っている現実を、目のあたりにしている筆者には、想像も及びませんでした。

そして、今問題になっているのは電子制御装置 (ETCSi) です。 低速でのブレーキのタイミングが遅れる(ハイブリッド車の場合)、それに米国では高速時に急加速が起こるといった声がユーザーから出ているようです。 更には、パワステまで。

ただ、これに対して 16 歳の時から毎日乗り続けている米国のユーザーに「フィーリング」の問題だと一蹴するのは、むろん NG でしょう。 「アクセルは踏むだけスピードを上げ、ブレーキは踏むだけ止まる」のが基本なのです。 又、「ステアリングは、低速ではしなやかに、高速では堅く」でしょう。

車は、パソコンのようにプログラムソフトが直接作動しているわけではありません。 あくまで組み込まれたメカを適切に作動させるのが「電子制御装置」なのです。 当然、電子制御は正常だというだけでは回答にならないのは明白です。

09 年以前のカローラは海外で毎日乗っていましたが、さほど不自然には思えませんでした。 ただ、カローラ以上の上級車を運転した時、ステアリングが柔らかすぎて戸惑ったことはあります。 その時、高速道でタバコを吸いながらの片手運転など、チョッときついかなと感じました。

米国で車を運転していると、日本ブランドの車はピカピカに磨きあげられ、奥さま(女性)が運転されているのをよく見かけます。 反対に、ご主人の通勤は自国車で、何時車が洗われたのかと思えるほどの状態です。 即ち、日本車は大切な伴侶や子供たちを乗せるファミリーカーなのです。 ファミリーカーの不具合に、米国人がとりわけ神経質になっているのも、お分かりかと思います。

その上、自国車メーカーには巨額の税金がつぎ込まれ再建中です。 言ってみれば、自国の市場で自国車を駆逐してきた元凶が日本ブランド車なのです。 だからこそ、トヨタは細心の上にも細心の注意をはらって、市場からの声を一つ一つ謙虚に受け止め、遅滞のない対応をとるべきだったのでしょう。

進めは、青? 緑?

2010-01-20-Wed-00:06
最近、次々に電球の信号機から LED の信号機に代わっています。 確かに、寿命も長いし、消費電力量も格段に低いとなれば、全て LED 機に取り換えられることになるのでしょう。 深夜に車を運転すると、東京の街の信号機が多いことに改めて思い知らされます。 一つの交差点だけでも一体いくつの信号機が設置されているのでしょう。

以前、LED ディスプレーの仕事に関係していた時は、赤と緑の LED しかありませんでした。 即ち、赤と緑、それに赤と緑を合わせたオレンジ色のわずか 3 種類です。 それでも、まだ駅や電車の案内ボードには使われていますね!

もしも「進めの信号」が緑色であれば、もっと早く LED が信号機に採用されていたはずです。 しかし、よく見ると実際は「緑っぽい青」のようです。


ようやく青の LED が開発されて、光の三原色、R、G、B (赤、緑、青)が揃いました。 三色合わせた白色を含め、望みの色が出せるようになったわけです。 一昨年のクリスマスシーズンくらいから、イルミネーションも電球色から、白色や青色を多用した LED に代わっているようです。

ちなみに、一般的なパソコンでは、三原色それぞれが濃淡で 255 階調に分けられています。 その多様な組み合わせで忠実に色が再現されているわけです。

さて、LED の信号機の他に、狭い道から本通りに侵入するところにある「一時停止」の表示板にも LED が使われています。 これは、先端に太陽電池が取り付けられていて、昼間に蓄電し、夜には三角形の縁に並んでいる赤い LED を点滅させています。 勿論、外部から電気を取り入れる必要もありません。

世はいよいよ「エコの時代」です。 良いアイデアは積極的に採り入れて欲しいものです。

☆ ☆ ☆

Hybrid からの脱却 7-21-09

売れる車の大半がハイブリッド車になっているようです。 未だ筆者にはハイブリッド車のハンドルを握るチャンスがありませんが、路上で走る「ホンダ インサイト」などを見る限り、発進のアクセルも悪くありませんし、コーナリングもキビキビと一般車に比べさほど遜色は無いように思われます。

確かに「エコ」という言葉の響きは心地よいのですが、原材料、生産工程を含めてトータルで見ると、はたして真にエコになっているのでしょうか? ハイブリッドの他に、家庭電源でチャージ出来る電気自動車の進化という選択肢もあるのでしょうが、やはり、燃料電池で動く車が目下のところ最終目標になるのではないかと考えています。

先日、テレビに「ホンダ」の燃料電池車開発の責任者が出演されていましたが、別に「エコカーを開発しているわけではない」との力強い言葉を聞き嬉しくなりました。 そう、彼らは全く新しいコンセプトで本格的な「次世代の車」を開発されているのです。

地球環境を守るという人類の大きな目標の中で、21 世紀は化石燃料からの脱却が最大のテーマの一つであることは間違いありません。 実際にどのように進化していくのか、この目で見てみたい思いは強いのですが、到底無理な話。 元気で賢明な次の世代に託しましょう。

情報収集・通信方法・人的交流の手段については、おおよそ、将来の予見はできるようになってきたと考えています。 住居、事務所、工場など動かない場所では単純化され、動力線(電気)と通信線(光ファイバー)の 2 本でほぼ事足りるのでしょうが、動く物体に関しては、その「動力」の開発だけが文字通り「ハイブリッド」の段階で取り残されています。

そうハイブリッドは新しい遺伝子を生み出すまでの橋渡しにしか過ぎないのです。

☆ ☆ ☆

木炭自動車 2-23-09 

筆者が実家で生まれた後、父の任地に戻る時に乗ったのが「木炭バス」だったと思います。 勿論、本人は知る由もありませんが、後から両親から聞いた話では、バスはたいそう混雑しており、父は母を何とかバスに押し込んでくれたようですが、父本人は同じバスに乗れず、父がしっかりと持っていてくれた私のオムツとも離れ離れ。

しかし、田舎のバスですし、燃料不足の時代、そんなに頻繁に次のバスがあるわけもありません。 知らない田舎町で、父の到着まで長いこと待たなければいけなかった母はさぞや心細かったことでしょう。

先の大戦の直接の開戦動機は世界各国から受けた経済制裁ですから、当然、石油の入手には困難を極めたはずです。 そこで生まれたのが「木炭自動車」というわけです。 木炭もしくは薪を燃やして一酸化炭素 (CO) を取り出し、エンジンに送り込んで動力にしていたのです。 勿論、排出されるのはたっぷりの CO2! 今こんなエンジンが使われていたら目を剥かれそうです。

エンジンが前に付いている、いわゆるボンネットバスですが、筆者の記憶では、ちょうどボイラーのような円筒形のものを垂直に立ててバスの後ろにくっつけていました。 その下の方に、木炭や薪の焚口がありました。 今では想像も出来ない程ののろいスピードだったはずですが、それにもましてエンジンを起こすのに、どれほど時間が掛ったのでしょうか?

普通のガソリン車やディーゼル車ですら、前部のバンパーの真ん中に穴が開いていました。 そこにクランクハンドルを突っ込んで、エンジンのクランクシャフトを直接回そうというわけです。 クランクハンドルは車の標準装備品で、どの車のトランクルームにも入っていました。

そうそう、あの観音開きの初代トヨタクラウンでも、バンパーのチョッと上に「クランクハンドルを差し込む穴」があったはずです。 その車のスピードだって、下り坂でようやく 100 キロのスピードに達したのですから。 スピードメーターが 100 キロを指した時、一緒に乗っていた友人全員からワーッと歓声が上がりました。

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ガソリン料金値下げ? - 2 4-28-08

前項で掲載した写真の中で、アメリカのガスステーションに表記されている「1 ガロン 1 ドル半ば」が気になって、もう少し、この話題を続けることにしました。 今となれば、「こんな時もあったなあ!」と記憶を甦えさせるだけなのかも知れません。

今月 22 日の "nikkei.net" の記事では、米国でも 1 ガロン 3.5 ドルを遥かに越えており、1 リットルで換算すると、実に 110 円台に突入する状況のようです。

日本では、僅か 1 ヶ月の夢を破られ、再値上げになる雲行きですが、その間の原油そのものの値上がり分を含めると、レギュラーでも、1 リットル 160 円を超すことになってしまうでしょう。

政府は、車移動を抑制し環境保護にも叶っていると、筆者の考えとは全く逆の説明をしているようですが、一体どこに、何の目的も無く車を動かしている人がいるのでしょうか? 地方では、車以外、移動の手段が無いのが現実の姿です。

建設コストなど一向に考えることもなく、巨大な橋で谷を繋ぎ、トンネルを掘り、野生動物のけもの道を分断して、山中深く出来上がっていく新しい高速道こそ、環境破壊の元凶ではないかと、筆者は考えてしまいます。

しかも、下の一般道を辿ってもいくらも時間が違わないとなったら、収入の確保もままならないのは当然でしょう。

政府の重要施策の一つに「地域活性化」があったはずです。 車燃料の値下げは、既に述べた、地方で生れる農産物の流通コストの削減、女性雇用の促進のみならず、二次産業の地方への分散化にも大いに貢献出来るはずです。

「車燃料価格」の問題は、中央より地方の方が遥かに深刻であることを知って欲しいと心から願っています。

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ガソリン料金値下げ? - 1 3-29-08

正直、たいそうありがたいニュースです。 知らない土地で町を離れて長距離ドライブを始める前には、とりわけ燃料計が気になります。 チョッと減っているだけでも、おのずとガスステーションに向けてハンドルを切っているようです。

gas_station.jpg

ポケットにあったクチャクチャの 10 ドル札を出してお釣りが戻ってきた時、日本のガソリン代が途方もなく高いことを思い知りました。 その上、初めて日本に来た外国人には目が回りそうな高速料金! それに、車購入時のもろもろの税金 ・・・、まるで人を車から遠ざけようとしているのではないか、とすら錯覚してしまいます。

東京のような大都市の中心部では公共交通機関が発達しているので、車が無くても日常の生活にさして不便を感じることはありませんが、今回の値下げを本当に期待しているのは、地方に住む一家の主婦ではないでしょうか?

ここ最近の食料品の値上げに、燃料代の値上げ、家計を圧迫しているのは明らかです。 ご主人やお子さんを送り出した後、ご自身のパートの通勤も車なのですから ・・・ 

更に、ディーゼル車の軽油も一緒に下がるとのことですから、当然、流通コストも下がることになります。 暫定税率の廃止が、人をより職場に近づけ、商品も産地から更に消費者に近づくことになるのですから、日本の経済が活性化しないはずはありません。

環境保護の掛け声とは裏腹に、山間部を切り開いて出来上がる新しい高速道より、もうそろそろ、今ある道を効率的に、より安全に使うことを考えてみる時期に来ていると、筆者は感じています。
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