海 外 ド ラ イ ブ

大地に吸い込まれてしまいそうな直線路、天空へ駆け上がるようなワインディングロード

グッとアクセルを踏み込んで進む、その先には ・・・

このブログのスタートは 5/18/06 付の「きっかけ」です。 海外ドライブの実用的な

TIPSは主に前半部分に集まりました。  ご参考になることでもあれば幸いです。

Bon Voyage & Safty Driving!

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ラスベガス - 2

2010-08-17-Tue-12:24
ラスベガスの郊外、そしてアブダビと、海外で日本人の自動車事故死が続いています。 道路であれ、鉄路あっても人が動かす車両の事故はどうしても避けられないのかも知れません。 唯、何としても事故を起こす確率を 0 に近づける工夫と努力を怠ってはいけないのです。

事故を起こしたことのない筆者ですら、'if' をいくつか積み重ねると、冷や汗の出る場面には何度も出っくわしています。 その上、自分自身、危険性への自覚が全く無かったこともあるでしょう。 事故を起こす要因は、いろんなところに隠れているのです。

では、一体どうしたらと聞かれても、筆者には偉そうな答えなど出来っこありませんが、やはり、自分が運転する車の能力を知り、常に最上な状態に保って、その能力を十分に発揮できるようにしておくことでしょう。 いつも乗っている車ならエンジン音一つで車の状態が解ることもあります。 エンジン音をチャンと聞くために、ラジオすら付けない人もいるくらいですから ・・・。 気になることがあれば、車を整備に出す習慣を付けておきたいものです。

レンタカーなど初めて乗る車の場合、少なくともタイアの減り具合を確かめることを忘れないでください。 唯、シッカリとトレッドのある車でも、走行距離が少ない車にはタイアそのものが古いこともあります。 筆者にも、突然の激しい雨に見舞われタイアが気になって、全くスピードを上げられず超ノロノロ運転をした苦い経験があります。

ラスベガスの郊外、そしてアブダビ、アブダビには行ったことがありませんが、いずれも荒涼たる砂漠のど真ん中だったのでしょう。 土地のウネリに合わせて道路ができていますので、微妙に高低差があるものの、あくまで一直線です。 熱したフライパンの上を走っているようなものですから、確かに暑い!

しかし、湿度が殆ど 0 の状態で汗が噴き出すことも無い異様な体験です。 気付くと身体全体の皮膚はカサカサです。 ズボンで擦れる向う脛まで真っ赤になってしまいます。 出発前にシッカリと身体全体にベビーオイルを摺り込んでおく他ありません。

こんな状態ですから、初めてであればとても眠くなるようなことはありませんが、慣れてくると睡魔に襲われるのは避けられません。 ハンドルを回すこともないのですから、普通に椅子に座っているのと変らないのです。 対向車線との間には広い草地(殆ど草も生えていませんが)、ラスベガスの郊外を走っていた車はいつの間にか道路から外れて、この草地を走っていたようです。

眠くなったら、ともかくも車を止めましょう! 東北地方のとある場所で、どうしても眠気をふっ切ることができず、神社の近くに車を止めてしばし一休み。 同じこの季節だったのでしょう、鎮守の森の蝉しぐれと境内で遊ぶ子供たちの嬌声で眼をさました時の清々しさ、今でも心地よい思い出です。

☆ ☆ ☆

ラスベガス 5-27-06

別に「バクチ」が好きなわけでも無いのに、やはりラスベガスに行く機会は少なくありません。 多くの人達が集まっても宿泊場所の確保に心配する必要の無いところですから、国際的な展示会やら会合が結構多いのです。 会場はあの賑やかな通りの東側にある国際会議場が殆どです。

勿論、ここでラスベガスの観光案内をするつもりはありませんが、砂漠地帯、いわゆる湿度 0% のところなど、ここが初体験でしたので、少しばかりお話しを続けます。

ロスアンゼルスから 440 キロ(東京から琵琶湖あたりまでの距離)、途中、郊外の住宅地を抜けるまでは車も多く賑やかですが、10 号線をそれ、いよいよ 15 号線に入ってからは、ただひたすら何の変哲も無い一本道を走ることになります。

IS15 South

あの奇妙なジョシュアの木すらも目に入らなくなれば、平坦地あり峠越えありで高低差とカーブはあっても、見渡せるものは荒野とはげ山しかありません。 殆ど枯れかけた潅木が点々とあり、強い風が吹くと目の前の道路上を、砂と共に土を離れた潅木が丸い輪っかになって回りながら横切っていきます。 まるきり西部劇の世界です。

気が付くと、ズボンに擦れる 'むこう脛' はもう真っ赤! 確かに、ラスベガスのお店にはどこにでも、目の付くところにベビーオイルが置いてあります。 到底、水溶性のものでは間に合わないのでベビーオイルが唯一の頼りなのです。

賑やかでバカ明るい中心地を離れ、静かな居住者の町中にバーを見つけて飛び込み、先ずはビールを一杯! ところが、生樽からグラスに注がれたビールはどう見ても全く冷えていないようです。 少し落ち込みながら、ともかくもグッと一呑みすると、これがキンキンに冷たい。

そう、湿度 0% のこの場所ではグラスの表面に全く水滴が付かないのです。

☆ ☆ ☆

ようやく仕事が終わりました。 帰りは、やはり午後遅くになってしまいます。 LA へ、家路を急ぐフリーウェイでは、パトカーでも頭上のランプを点滅させながら制限スピードを超えて走ってくれます。 後続の私たちの車は、パトカーのスピードに合わせて走っています。 追い越さない限り大丈夫です。
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女性機長誕生

2010-07-03-Sat-18:07
7 月 3 日付の asahi.com で、日本で初めて旅客機の機長が誕生したことを知りました。 155 センチの身長で日本では叶わなかった飛行操縦士免許をアメリカで取得され、ようやく機長への道が開かれたようです。

筆者にとって女性機長といえば、「デルタ航空」を思い出します。 乗り継ぎ地点で、先ず乗客が降ろされ、その後、クルーが機内から出てきました。 制服に身を包んだ中に一人、細く小さな体に細長い手足、まるで少年のような体つきです。 でも、間違いなく女性、袖口を見ると金モールが 4 本のキャプテンでした。 この機長が操縦する飛行機でアメリカ大陸を横断したのです。 驚き以上に、むしろ感動してしまいました。

非力の女性では「緊急時どうなるのだろう」など心配しないで下さい。 あらゆる条件を設定し、訓練に訓練を重ね、それを一つ一つクリアできたからこそ全責任を担っておられるのです。 翻ってみて、私たちは「絶対に事故を起こさない」との気持ちで、毎日、車を運転しているでしょうか? いろんな条件をシュミレーションして訓練するなど「車だから要らない」との理由は成り立たないはずです。

あるお客様と山形でお会いし、翌日、展示会が開かれていた盛岡で再度お会いする約束をしたことがありました。 しかし、約束の時間が過ぎてもお見えになりませんでした。 雨の東北道を、私を追うように盛岡に向かわれたのでしょうが、直線道路であったにもかかわらず、同僚と共に乗ったワンボックスカーはスリップし、その方だけが車外に投げ出されお亡くなりになっていたのです。

少なくとも頭の中だけでも、いろんな条件を考えてシュミレーションしておき、なん時に起きるか解らない「緊急時」に備えてください。

☆ ☆ ☆

古い古いキャデラック 6-21-09

先月のニュースによると、地方の知事たちが「高齢者に優しい車作りを」と言い出したようです。 地元に自動車関連企業を抱える自治体にとって、世界的な不況の中、工場の縮小・閉鎖は死活問題です。 かような企業の活性化が本音なのでしょうが、高齢者から車を遠ざけようとしている現在の風潮に一石を投じることになりました。

アルツハイマーの症状が現れている人とか、心臓に持病をお持ちの方の運転は、勿論いけませんが、大半の高齢ドライバーはまだまだお元気です。 とりわけ地方では、殆ど公共の交通機関がありません。 移動手段が、自分で運転する車しかないのが現実です。

公共交通機関が発達している東京でも、例えば、昼間の乗客の大半が無料パスの高齢者といった状態のバス路線もあるようです。 元気に行動する高齢者を前提に国も自治体も、今後の施策を考えて欲しいものです。

既にこのブログでも述べたような気がしますが、カリフォルニアのある町で、お尻の左右がピンと尖った古い古いフルサイズのキャデラックが通りに現れました。 開け放った窓から見える運転者は、これ又、高齢のご婦人でした。 おそらくこの地域では最高齢者か何かでちょっとした有名人だったのかも知れません。

この車と運転する人に気づいた周りの車も、みな窓を開けて手を振るやら、大声で声をかけるやら大騒ぎになりました。 ご婦人の方もニコヤカに手を上げて返礼。 町のみんなから高齢者がしっかりと護られている、ととても羨ましく感じました。

米国では足の不自由な方でも車いすの方でも、段差に難渋していたり、車の乗り降りが大変だったりしていると、どこからともなく人が現れ、手を差し伸べます。 最初の頃、最も近くにいながら動かなかった筆者は手助けしている人から睨みつけられてしまいました。 たとえ車いすの生活になってしまっても、一人で何処へでも旅行が出来るのです。

日本も、ハードの面だけでなく、ソフトの面でも、高齢者や弱者を護る優しい国になってほしいと心から願っています。

☆ ☆ ☆

高速道の逆走 3-23-09

3 月 16 日付の "asahi.com" によると、高速道内での逆走が年間で 900 件以上起こっており、21 世紀に入って以来の 8 年ちょっとで、69 名の方が亡くなっておられるとのこと、たいそう痛ましいかぎりです。 これでは、海外での右側走行ドライブまで、お勧めする勇気も萎えてしまいます。

このニュースから、明らかな問題点が読み取れます。 一生懸命安全運転に努めているつもりでも、道路の左右、上部にある標識を見落としているようです。 自動車教習所以来、「路上の標識を決して見落としてはいけない」と言われ続け、守り続けているはずなのですが、それでも「逆走」など通常では考えられないことが起こるのです。 

それに、高齢者の割合が高いところをみると、これまでの経験が優先する、頑なな「思い込み」運転が多いのでしょう。 又、市街地に比べ地方の割合が高そうなところを見ると、おそらく高速道上の交通量が極端に少ない場合に起きる確率が高いのでしょう。

これは右側走行でも、誰でもが感じる点です。 車の往来が殆ど無い道路に乗り入れようとすると、自然に左側車線方向にハンドルを切ってしまいます。 前もって右側走行をしっかりと意識しておかないと大変な事故を引き起こしかねません。 その上、右側車線をチャンと走行していても、まだ、何故か対向車に出会うまでは何とも落ち着かないものです。

☆ ☆ ☆

危険回避 9-17-06

飲酒運転によって引き起こされた悲惨な事故が続いています。 勿論、加害者になるのはもっての外ですが、切実な問題として、被害を受ける側になることを何としても回避しなければなりません。

先ず、全体の車の流れに自分の車が合っているか? 前方、後方の車間がとれているか? そう、最も大切なことは、常にバックミラーで後ろの車の動きに注意しておくことでしょう。

突然、後方から異常なスピードで接近して来る車、不必要に車線変更を繰り返している車が、バックミラーに現われたら、どのようにその車を回避するか、トッサの判断が求められます。

車間を無視して接近する車には、非常事態を考えて、先ず前方の車間を更に広げ(後続車に注意しながら、徐々にスピードを落とし)ます。 その間、隣り車線の車間の広いところを探して、そこに移動。 運転のマナーも知らない車は、やり過ごすのが鉄則です。

異常運転の車は遮二無二追い越していくでしょうが、安心せず、しっかり、その車を覚えておきましょう! 前方で事故原因をつくるであろう確率は途方もなく高いのですから ・・・

先の見えないカーブの向こう側の渋滞、上り下りの多い道路での渋滞。 それを気にして中途半端にスピードを落とすくらいなら、むしろ、後続の車がこちらの車を容易に視認出来る位置で止まるべきです。 そして忘れずにハザードを点滅させます。

たとえ、渋滞の末端のズッと手前であっても、気にすることはありません。 後続の車が、気づいてスピードを落とすのをバックミラーで確認してから、渋滞の末端に進んで下ださい。

運転していて、最も気になるのが、ワンボックスカーなど車内空間の広い車をファミリーカーとして使われている方です。 その中で子供たちが動き回っている光景を見ると、こちらは思わず目をつむりたくなってしまいます。

これでは、飲酒運転した相手が悪いと言ったところで、親として子を守る責任の放棄であり、己自身への後悔が消え去ることは決してないでしょう。

欧州空路のマヒ

2010-04-19-Mon-23:50
アイスランドの火山噴火で欧州の空路がまひしています。 4 月 19 日現在、まだ 20 ヶ国の空港が閉鎖しており、世界各国の国際空港には多くの旅行客が足止めされているようです。

筆者の海外旅行が始まった頃は、まだ、エコノミーとファーストの二つのクラスだけ、今のようにディスカウントのチケットが簡単に手に入るなど想像すらできなかった時代です。 業務の出張では、一度海外に出ると、出来るだけ効率的に、そして出来るだけ多くの場所を巡ることを考えました。 従って、手元の航空券は出発便の予約が入っているだけ、後は、便名も日付も入っていない、完全な "open" 状態です。

最初の目的地で仕事のめどがつくと、次の目的地への予約を入れます。 行き違いがあるといけないので、必ず航空会社のカウンターに足を運んで "reconfirm" していました。 とりわけ大変なのは、たとえば日本航空が発券した航空券で他の航空会社の便を予約した場合、先ず出先の日本航空のカウンターで航空券を "endorse" して貰ってから、予約を入れた航空会社のカウンターに向かいました。

同じ目的地でも、会社によっては飛行ルートの関係で、飛行マイレージが長くなるとの理由で、追加料金を求められたこともありました。 確かに高価な海外旅行(出張)でしたが、たとえエコノミーでも、今では想像もつかないほど豪華な食事と飲み物を楽しむことができました。

今回の欧州空路が、離れ島のアイスランドの火山噴火でマヒするなど想像もつかなかった方もいらっしゃるでしょうが、実際には、フィリピンのピナトゥボ火山の噴火で地元の空港が閉鎖され、多くの日本人旅行客が何日も足止めされたこともありました。

どうしても次の予約をキャンセルできない状態であれば、ヨーロッパのように大陸にいる場合はむしろ幸いで、陸路(車か鉄道)で、空港が開いている国へ移動することを考えるでしょう。 ともかくも速やかな決断が求められます。

かように自然現象によって予定の航空機が飛ばないことの他に、機材の不調から航空機のやりくりがつかず欠航することもあります。 実際に、予約を入れた航空機がバングラデッシュのダッカの空港に飛んでこず、他に選択肢が無くて一日余計にダッカに滞在したこともありました。

勿論、かようなハプニングを予想することなど不可能ですが、頭の片隅には、常にいくつかのオプションを入れておくように心がけるべきなのでしょう。

☆ ☆ ☆

新型インフルエンザ 5-22-09

新型インフルエンザ (swine influenza) の罹患者が、国をまたいで行き来する若者中心になったのは避けられないとはいえ、とても気の毒に思います。 他の方への感染を防止するため隔離され、しばらくは自由な行動もできなくなってしまうようです。

ただ、殆どマスクを付ける習慣のない外国では、日本人グループツアーの全員がマスクを付けて一団となって歩いているのは、地元の人たちから見ると、本当に奇異に感じるかもしれませんね!

マスクの有効性はともかくとして、それでも、海外での衛生管理は細心な注意が必要です。 海外で病気になってしまうのは、その思いがけない出費だけでなく、何かと不便で不自由です。

先ずは、手洗い、うがいの励行といっても、とりわけ水不足の国が多いアジアでは、手を洗うことすらなかなかできないことがあります。 アルコール入りのウェットティシューを持ち歩くことも考えてみて下さい。

飲み水は、今、ボトル詰めの水がどこでも売っているので、やはりこれに頼ってしまいます。 ただ、ブランドだけは厳しくチェック! あまり他では見たこともないようなミネラルウォーターは避けた方が賢明でしょう。 地元の新聞を読んでいると、いくつものブランドが衛生管理不良で摘発された、といった記事を目にします。

以前は、水割りの水、氷すら疑って口を付けなかったこともあります。 未だボトルの水が売られていなかった頃は、喉が乾いたらビールを飲むことにしていました。 日本のビールより軽く感じられますし、直ぐに汗になって出てしまいます。

殆どのお家では、一度煮沸したお湯を冷やして飲み水にしておられます。 友人のお家を訪問された時は、遠慮せず思いきり飲んで下さい。

食材に関しては、暑い地域が多いせいか地元の人々も十分注意を払っていますので、過度に反応する必要は無いと思います。 基本的に地元の人々にもポピュラーなもの、ちゃんと火の通ったものを食する限り、大きな問題が生ずることはないでしょう。

健康管理にはくれぐれも気を付けて旅をお続け下さい。

☆ ☆ ☆

くれぐれも安全な旅を 8-28-08

アフガニスタンでの伊藤和也さんの死は、たいそうショッキングで悲しい出来事でした。 地元の事情に精通し、地元の人々にも愛されていた若者が、どうして理不尽にも殺されなければいけないのでしょう! 心よりご冥福を祈ります m(._.)m

前信で、若者にもっと海外に目を向けて欲しい、と書いたばかりで、かような事件が起こってしまうと、筆者とて無責任なことは書けないと、少々気弱になってしまいますが、下記のことを書き加えておきましょう。

たいして重要人物でもない筆者も、海外では筆者なりに気を付けてドライブしています。

  • 車は、目立たないものを選ぶ。 = 事実、マニラでは、路上で走る乗用車の半分近くが「白色のカローラ」でしたので、当然、それを選びました。

  • 時間をずらす。 ドライブルートを変える。 = 朝のドライブは殆ど変えようがありませんが、午後、夕方のドライブは、時間を定めず、いくつかのルートをランダムに選んでいました。
    (アフガニスタンの遭難現場など一本道で選びようが無かったと思います。 その上、知らない道を選ぶのは本当に心細く、最初は勇気がいるものです。)

とりわけ、ATM でお金を下ろす時は、十分に気を遣い、上に述べたことを厳密に実行しました。 又、地元の大手銀行であれば、ATM は町中に点在しており、続けて同じ ATM に行くこともしませんでした。
  
ATM が奥まったところに設置してあるのは日本くらいで、海外では意識的に、むしろ目立つような場所に設置してあります。 何だか怖いと感じることもありますが、むしろ防犯上では正しいのかもしれません。 お陰で、カードを取り忘れた時など、通りがかりの方が、わざわざ追っかけてきて、教えて戴いたこともあります。

くれぐれも、安全で楽しい海外の旅でありますよう!

☆ ☆ ☆

若い世代へ 8-1-08

"asahi.com" のニュースから話を始めましょう。 7 月 7 日付で、「若者の海外旅行離れ加速 カネなし、好奇心も薄れた?」と掲載されると、筆者は少々落胆してしまいます。 よく読むと、第二次ベビーブームの世代が、若者世代を卒業したのが第一の要因のようですが、悪いことに今後は若者の数が減っていく一方です。

イラクに入った若者がテロリストに拉致され、理不尽にも殺害されてしまったなど、確かに、我々の世代が若かった時代より、むしろ危険な目にあう可能性は増していると言えなくもありませんが、あくなき好奇心と探求心で、まだ見ぬ国を自分の目と耳で確かめて欲しい、との強い気持ちは変わりません。

筆者だって名所巡りのパッケージツアーなど、ほとんど興味がありません。 小さな日本人社会が、単に海外へシフトしただけにしか思えないからです。 海外への旅は先ず自ら計画し、自分オリジナルのものとして作り上げていこうという気持ちが、最も大切なことだと思っています。

日本人が地元の人を相手につい先走ってしまう言葉、「日本では、・・・」をよく耳にしました。 やはり、その前に先ず彼らが育ち、住んでいる社会を知って欲しい。 彼らも日本にはとりわけ興味を抱いているはずですし、尊敬もしています。 もちろん、相手から聞かれたら冷静に答えて上げて良いのだけれど、是非一度、どうしてそのような質問が投げかけられるのか考えて欲しいのです。

我々の世代まで、白人社会では実におとなしいのに、アジアの社会に一歩踏み入れると信じられないほど傲慢になってしまう日本人を多く目にしました。 筆者なりの言い方ですと、まるっきり「相手と目線が合っていない」のです。 相手をちゃんと理解出来た時に、初めて相手も心を開いてくれるのです。

実用的な面で言うと、やはり現地で使われている言葉が出来れば、意志疎通が格段に上がるのは間違いありません。 唯、ダメだからと、それを理由に諦めないで欲しい。 旅行から戻った後に、何故かがぜん語学の勉強がしたくなるものです。 その繰り返しでよいのではないかと、実感を込めて筆者は考えています。

もう一つ、少なくとも訪問する国がどういうところなのか、最低限の知識だけは頭に入れていて欲しい。 そして、危険を感じたら、退く勇気も持っていて欲しいと願っています。 海外でほとんど危険な目に遭っていない筆者の言葉に、さして説得力はありませんが、それでもいくつか思い出が甦ります。

クーデター直後、お寺の正門の左右に向き合うように並べられた数十挺の機関銃の間を通って、そのお寺に入ったこともあります。 雲一つない青空、カンカン照りの猛暑。 クッキリと銃架の影を石畳に落とした機関銃は誰かがいたずらをして置いたおもちゃにしか見えませんでした。

ホテルのちょうど向かいに日本大使館があり、バカな日本人が大使館に向かって砲弾を打ち込んだこともありました。 お昼間でしたから、いつもだったらホテルの部屋などいるわけはないのですが、その日はおなかを壊して寝込んでいました。 そのおなかに響くようなズドーンという炸裂音。 現地の友人が慌てて電話してきました。 「ホテルを変わろうか?」 「大丈夫! ちょっと廊下まで出て見たけれど、誰も騒いでいないし、いつもと変わらないよ!」と答えました。
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